白馬/鬼無里(長野) 蕎麦粒山(1071.8m) 2016年12月4日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 12:18 車道−−12:52 蕎麦粒山 12:54−−13:19 車道

場所長野県大町市/上水内郡小川村
年月日2016年12月4日 日帰り
天候薄曇
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道脇に駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無薄い笹あり
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント国道406号線から李平集落を通る林道を経由して往復。山頂まで細かなアップダウンが連続する。ピークを2つ越えた鞍部から先で踏跡が明瞭化する。笹が登場する個所もあるが濃くはない。山頂には古い山頂標識あり




林道が越える970m鞍部から出発 南斜面の車道はすぐに笹藪に埋もれる
尾根に上がるが踏跡無し 李平集落
斜面崩壊地。コンクリートではなく自然の岩盤 カモシカ登場。相変わらず固まっている
細長い1000m峰手前 蕎麦粒山下の標高1000m地点
最後の登り 蕎麦粒山山頂
蕎麦粒山から見た後立山 林道到着


 蕎麦粒山もあちこちに存在する山名だが、今回登るのは白馬の盆地と戸隠を隔てる稜線にある山。普通は稜線の境界にありそうだが、この山は東側にずれた位置にあるので白馬村は含まれない。地形図を見ると東側に車道が通っているようなので、ここまで車で入れればそこから登るのが一番簡単そうだ。

 白馬から国道406号線を東へと進み、最高所のトンネルを通過して下っていくと李平の案内標識が登場し、右の細い舗装道路へ入る。高度を上げて尾根を乗り越えるところが出発点で車が1台止まっていた。ここは道幅が広いので路側駐車でも迷惑はかからない。

 地形図を見るとここから山頂までいくつもの小ピークを越える必要があり、できれば巻きたいところ。出だしは最初のピークの南側を巻きそうな林道だが短距離で廃道化し笹藪に埋もれてしまう。この藪の中を歩くより高度を上げて迂回した方が歩きやすいのは確実なのでまずは上へ。でも尾根のてっぺんまでは登らず南斜面をトラバース気味に進んで最初のピークは巻くことができた。巻き終わって尾根に乗ったが意外にも踏跡は無かった。蕎麦粒山に登るのならこれが通常の選択で踏跡くらいあると考えていたのだが。

 2つ目のピークを越えて次の鞍部で急に目印が登場し踏跡も現れたが、どう見ても下から上がってきた気配がなく降って湧いたような現れ方だった。この先は今までと違って目印が豊富で踏跡も続いた。次のピークの登りではカモシカ発見。ピーク上にいたが当然ながら私がピークに到着する頃にはいなくなっていた。さすがにこの距離では逃げるだろう。

 まだ小ピークをいくつか乗り越えていく。山頂手前で尾根が一時的に不明瞭になる直前の平坦な尾根区間では笹が登場するがそれほど濃くない。山頂への登りは傾斜が急で落ち葉で足元が滑りやすいので下りは特に要注意。尾根が不明瞭なのでこれも下りで要注意点だが目印がたくさんあるので大丈夫か。標高990m付近で腰の高さの笹が登場するが高密度と言うほどではなく、邪魔ではあるが泳いでいく。しかし笹は長続きせず標高1020m付近で切れる。その後も多少は笹が出てくるがまとまった広さはもう無く、落葉広葉樹と唐松植林が続く。

 登りきると狭い蕎麦粒山山頂に到着。ここも落葉した樹林に覆われて展望が悪いが枝の隙間から後立山の白い山並みがかろうじて見えた。真中に三角点が飛び出し、近くの唐松には文字が消えた木製の古い山頂標識が1つだけあった。旧村界尾根上で車道から比較的近い山なのでもっとハイカーの痕跡があるかと思ったが、登る人は非常に少ないようだ。

 帰りは往路を素直に戻る。往路のカモシカの気配は皆無だった。駐車地点の車はいつのまにか消えていた。

 

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